警備員虎の巻

~Guardman's bible~

はじめに

「道路に立ってる警備員」について、みんなどんなイメージを持つんだろうか。 

 

「定年過ぎの年寄りでも出来る仕事」

「道路で棒を振る簡単な仕事」 

 

なんてイメージを持っているかもしれない。私は交通誘導警備に従事している警備員だが、オレの実感から言わせてもらうと、交通誘導警備の仕事ってのは 

 

「簡単そうで難しい」 

 

仕事だと思っている。もちろん中には「警備員の制服を着て立っていればいい」なんて思ってやってるような警備員がいるのも事実だ。 

 

けれども、私はこの仕事をやればやるほど難しい仕事だと実感している。 

 

単に棒だの旗だの振ってるように見えるかもしれないけれど、決してそうではない。振り方も振るタイミングも重要だし、本当に上手に正しく振るのは難しいことだ。そして実際そのくらい「デキる」警備員が果たして何人いることだろうか。 

 

このブログでは、「マジメに警備員をやっている人たち」の役に立つ、実践的なネタを提供できればと思っている。とはいえ、交通誘導警備の教科書的なものにする気はまったくない。とにかく楽しく読めて味のあるものにしていきたいと思っている。 

 

私は警備員であると同時にモノ書きでもあるんだよ。面白いものにしないと始まらないんだよ。 

警備員でなくて普通の人にも面白いと思ってもらえると、これ以上うれしいことはない。 

では、書いていきますかね。

 

※このブログで登場する人物名は実在の人とは関係がありません。